ツバメブログ

『垢ぬけたい』と思うすべての男子へ

のどに穴が開いてた僕の体験記。

今回は僕が昔体験したことを書こうと思います。普段の生活ではなかなか体験しないと思うのでもしよければ読んでください。

今回書くことはタイトル通りになります。苦手な方もいると思うのでブラウザバックを推奨します。

 

またこの話は前回の続きになります。

tubame-zibunnmigaki.hatenablog.jp

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意識不明の時酸素や栄養を送るためのどに穴をあけてそこから送ります。穴をあける場所はのどの付け根、鎖骨通しの真ん中になります。直径も確か2.3cmくらいでした。その跡は今でも残っています。なのでvネックは着ようとは思いません。

 

目が覚めてからだんだんと頭の中が整理され自分が今どんな状況かわかりはじめたときに自分の、のどに穴があることに気づきました。

喋れることも単語一つ一つでむしろ自分自身がスマホで文字を入力したほうが速いくらいでした。唾も飲み込みずらくたまにのどから「プシュッ」というよくわからない音がのどから出てとてつもないストレスを感じていました。

唾すら呑み込めないのでその時食べていたものは重湯のようなペースト状の液体でした。ただでさえ呑み込めなかった僕は少ししか食べれず点滴で栄養を補っていました。また水分も同様に呑み込んでもたまにのどの穴から出てくるのがとても不快でした。コーラなんて飲めたものではありませんでした。

笑ってものどが痛く話してものどが痛い。何をしてもしなくてものどの痛みは付きまとってきました。のどが揺れると痛かったり逆流してくるのでしょう、ぼくは何もする気は起らなかったのですがここまで追い込まれるともう逆に逆らってやろうと思い、様々な事を試してみようと思いました。

まず始めたのが穴がどのように空いてるのか気になったので貼ってあったガーゼを外してみました。するとぽっかりと小さな穴が開いていました。小さくて奥は暗く試しに唾を呑み込んでみると、穴が呑み込む動作に合わせて少し大きくなり、痛みが走り、少し穴から液体が垂れてきたのです。それをウェットティッシュで拭き取りました。ただのどについたものを拭き取るだけなのに感触は初めて感じるものでした。まるで自分の身体の内側を拭かれるような感触、皮膚と皮膚の内側を触ったので妙なぶよっとした肉肉しさが手から伝わり気持ち悪い感触がずっと手に残っていました。今でも忘れません。

のどの傷のだいぶふさがり文として話せるようになった時問題点が二つありました。それは声帯を傷つけたので前のように大きな声で騒いだり、歌が歌えなくなりました。話していても細々となってしまい意識して大きい声を出せてもその大きな声は普通に話してる声の大きさと同じようなものでした。歌はまず10秒以上発声することができず音の違いはできるのですが、滑らかに音程の移動はできず不自然な曲になってしまうのです。

今はリハビリを重ね大きい声も歌も歌えるようになりました。大きい声を出せるようになったときは加減がうまくできず、友達と遊んでるときによく注意を受けました。あの時はほんとにしんどくて何もかも嫌になりましたが今こうしてネタになるなら体験してまだよかったなと思います。もう二度としたくはないですが。今回も最後まで読んでくださった方本当にありがとうございました。